トヨタ博物館・2階の、あまりアピールしていない入り口を覗くと…
1929 ウーダン種の鶏
1928 雄鶏の頭
1928 勝利の女神
日本では鍋島侯爵のイスパノ・スイーザに付けられていた。
1928 孔雀の頭
1928 大トンボ
1928 チャボ
あまり知られていないのか自分が無知だったのか、アールヌーボー〜デコ期のガラス工芸品で有名な
ルネ・ラリックが量産したラジエターマスコットを、全種類常設展示しているのは(おそらく)
世界中でここだけだそうです。29種類32点、立像1点の堂々たるコレクション。
バブル期にはコンプリートコレクションで億の値段が付いたとかなんとか…
まあそんな下世話なことは置いといて、作品はどれもすばらしい。
アールデコ好きな自分としては溜息しか出ません。
もう一度これを見に行きたい、ぐらいの勢いです。
ラジエターキャップが露出していた時代だけに存在し得たカーマスコット。
ただでさえ自動車が高嶺の花だった時代に、さらに優雅さを競うように
こんな洒落たものを。本物の贅沢を垣間見ました。
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