2010/01/25

under water

これは…?
良い値段で落ちたようですが…。 (チャリティー目的だったようです)
ぼろいモノ好きの俺でもこれは遠慮しておきます。


Vallelunga '72

またまたYouTubeから。
記した内容は付け焼き刃なので間違っていたらゴメンナサイ。

いまや合同テストでF1はよく走っているけれど、1951年イタリア国内では
モンツァ、イモラに次いで3番目のパーマネント・トラックとして設置された
ヴァレルンガでの過去「唯一」F1が開催された1972年のフィルム。

詳しくわからないんだけど(レース運営的な意味での)政治的な問題で
多くのエントラントが不参加、ノンタイトル戦だったようです。
当然F1 GPの公式結果には載っていません。
1967年にAutomobile Club de Italia(ACI)がオーナーとなり、1971年までに
トラックの拡大や反時計回りだったものが時計回りに改装された。
おそらく1972年、ACIは「新」イタリアGPとしてねじ込もうと目論んでいたのかな。 
ちなみにこの年のイタリアGPは例年通りモンツァでした。

個人所蔵の映像なので、パドックやピットの様子が詳しいです。
他には2週間前ベルギーGPで12気筒を積んだPA123をデビューさせたばかりのTecno、
念願の自製FX-3を出走させる直前の、まだMarchを使っていたWilliams、
スポーツカーノーズ/サイドラジエターに改めたSurtees TS9B(セカンドチームだった
あのマイク・ヘイルウッドがこの年イタリアGPで唯一2位)、
74年マキF1に乗ったガンレイ駆るこちらも12気筒のBRM P160B、
年間チャンピオン/コンストラクターを取ったLotus 72Dとフィッティパルディなどなど。

<追記>
イタリア語のフォーラムで結果を見つけたのでコピペ。
1° Gran Premio della Repubblica Italiana, Vallelunga 18 Giugno 1972
80 giri del circuito di 3200 m pari a 256 Km

1° Emerson Fittipaldi      JPS Lotus 72   in 1h37m31,90 a 157 km/h di media
2° Andrea De Adamich     Surtees TS9B      a   32s
3° "Nanni" Galli                 Tecno  PA123     a   1 giro
4° Mike Beuttler                 March  721G       a   1 giro
5° Howden Ganley            BRM P160           a 21 giri (?)                         

pole position :         E. Fittipaldi : 1m09,82 a 165 Km/h
giro più veloce :      E. Fittipaldi : 1m11,06 a 162 Km/h

Griglia

Fittipaldi             Ganley
Lotus 72             BRM P160

      Gethin                Pescarolo
      BRM P160           March 711

De Adamich        Lauda (Forfait)
Surtees TS9B     STP March 721

      Beuttler              Galli
      March 721 G       Tecno PA123

Gran Premio della Repubblica - 18/June/1972 Autodromo Vallelunga, Italy
part 1/3



part 2/3



part 3/3

2010/01/23

GTAm

多分レプリカなんだろうけどカッコイイ
操る人もうまいし。
そんだけ。

2000GTVその4

前回で終わらせて本題に入るはずだったんだけど、もう少しおつきあいを。

かつて第三京浜玉川出口のそば、環八沿いにあった洗車場で、深夜というか早朝に
ひとりで黙々と洗っていると、何の変哲もないマークII(ジャガーさんではなく三河の)が
近づいてきて頭にバンダナ巻いた変な人に話しかけられた。
「俺もさあ、2000乗ってんだよ!」
色々話してみるとまあクルマバカというのはわかった。でもマークII?
それはさておき、
「俺、ディノも持ってるんだ。ちょっと今から取ってくる。まだここにいる?」
っていうんで、いいかげん眠いけれど怖いモノ見たさで待つことに。
しばし待つと、ホントに来た! ディノ246GT。
「となり乗る? 三京行こうぜ」

一往復してまた洗車場でしばし歓談。土曜日(日曜だったかな?)の早朝、
殆ど毎週箱根に行ってるんで一緒に行こうぜ、っていうんでお互い電話番号交換。
その変な人の名前は○○さん。
はて? このアヤシイ風貌とどっかで聞いたような名前。も、もしや…

のちに2000GTV同士で箱根に行った時、もうすぐ手放すんで乗り換える? なんて
聞かれたけれど、さすがにちょっと愛着が出始めたところだったので心が動いたがお断りしました。
そのアヤシイ人のは確かにボディの程度が良く、エンジンも絶好調。
フロントにでっかいフォグ付けてたっけ。箱根の霧対策だぜ、とか。

その後も「セブン(広島のではない)買ったぜ!」って言うんで行ってみると
真っ黄色の奴。86のホーシング移設だのエンジンがどうたら色々聞いたけれど
詳しい事は忘れた。というか某雑誌に連載していたのでそちらを読んでくださいませ。

前置きがクソ長いですが、その走るDJに誘われて何度かめの朝箱。
お尻にでっかい羽根の生えた内張のないポルシェ軍団とか
シフトダウンでアフターファイヤーが1mぐらい舞上がるようなGT-Rだとか
いつもわんさかいるんですよ。関係ないのにテンションあがるわけです。

油圧警告灯がかすかに点いたり消えたりしていたのは記憶しています。
この時点ですでに油量足りていないわけで、無視せずに注ぎ足していれば…
そろそろ帰ろうぜ、とディノのケツを眺めながら下り始め、幾度かのシフトダウンを
繰り返すうちに、カンカンカン…
あれ? 何の音?
ある回転から上げるとカンカンカンカンカンカン…
しばらくすると回転を上げなくても音が出るように。
万事窮す。
バラライカの駐車場で救援を頼みました。

つづく

2010/01/21

2000GTVその3

さて第三回目。色々端折ります。

1年後の車検(まだ当時は10年落ち以上のクルマは毎年車検だったのだ)までに、
ボンネットワイヤ切断
燃ポン(純正機械式)交換
ハンドスロットルワイヤ切断
右ウィンドレギュレータ交換
ラバーカップリング交換
oil press sender交換
タコメーターO/H
程度のマイナートラブルで約10000kmを走破。JAFのお世話無し。
っていうか乗れるのは週末だけなのによく走ったな。よっぽどうれしかったんだろう。
どこを走り回ったのか思い出せない。謎。

そして次の車検までに
クラッチスレーブ交換
オルタネータO/H
バッテリー交換
走行距離約5000km。早くも飽きてきたのか? いや多分仕事が忙しかった…のかも。
クラッチスレーブは抜け掛かっているのを気づいてて、信州の方までロングツーリング、
段々ひどくなるも無事帰着、次の週末に入庫させようと持って行く途中で完全に抜けた。
JAFには「トランポでお願いします」と電話する厚かましい俺様。
オルタネータは出先でチャージランプ付きっぱなしになり、用事を済ませたあとは
電池残量確保のため友人に押してもらい、下り坂を利用しエンジンスタート。
ヒヤヒヤしながら工場へ。

基本的には寿命が来た部品の交換なので、順当なのではないかと。
しかし気になるのは、気持ちよく回すとオイル消費が500km/L程度まで落ちること。
わかっちゃいるけどついついブンブンいっちゃうんだよなあ。
この後はご想像通りの展開です。

つづく

photo:eno

2010/01/18

Racing. Not posing.

ちょうど先週までやっていた仕事にちょっと関連して。





VW傘下だろうがそんなの関係ねー
説得力ありすぎて羨ましいを通り越して小憎たらしいね。

しかし一頃に比べて、ル・マンで市販車然としたLM GT2では常勝パッケージだった
911(997 GT3RSR)がいまやフェラーリF430GTに負けるという…
去年だったかモンテゼモロ直々にスタートフラッグ振りに来るほど
マラネロがGTクラスでのプロモーション(とバックアップ)に力を入れているとか。
F1はどうした!?

 
一方ニュルで何かと話題になったニッサンは去年スポットでFIA-GTにGT-Rを投入。
実際にはメーカーワークスでの参戦はできないのでGigawaveという所がエントリーしていたのだが
今年も引き続き…と思いきやGigawaveが倒産。どうなることやらと思ったら決まったようで。
その内の一つ、SUMO POWER GTというふざけた名前のエントラント、
結局は日本車チューニングショップである相撲パワーを、Gigawaveにいたあのステップニー
買ったんだか裏で糸引いているんだか、とのこと。
ますますうさんくせえw

まあどこが走らせようがル・マン復帰を目指すニッサンはポーズだけでなく実績作らないとね。
ちなみにややこしいんだけどFIA-GTのGT-Rは5600ccV8、FRで市販車とは別物。1台6500万ナリ。
#走っている音も聞いたけど、野太いブイハチだった…

写真はNISMOフェスにて。
 































2000GTVつづき

間が開いてしまいました。
いかんせん15年以上も前の事なのであまり覚えていません。

では回想。
その時並んでいた段付きや1750は多分この個体より+100万ぐらいだったかな。
もちろん状態がスバラシイ2000だってそれぐらいしていたと思う。
そのころのデルは展示スペースがまだ小さかったのでよりどりみどり、って
訳ではなかったけれど、相場的には今とそう変わらなかったような気がする。

とは言っても当時はヤフオクやエンスーの杜なんて無いし、
CGやカーマガ、Tipoなんかが発売されるとまず巻末の個人売買欄から読み始め、
広告のプライスをしらみつぶしに確認し、週末にファミレスに集まっては
「どうよ!?」なんてクダ巻いていたぐらいなんで(今も変わってないw)
仲間内の相場観なんてかわいいものだ。実車を見てのcheck pointなんて
通り一遍のこと(それすらアヤシイ)しか知らなかったし。変に先入観が無いってすばらしい。
青いとも言うが、我々はチャレンジャーの筈だ!?
ジュリアの中では最大排気量だし値段もそこそこだったので
正直なところ「とりあえず」2000GTVから入ってみるか、ぐらいの気持ちだったのは覚えている。

お店も遠い場所ではないし、なんせ専門店だし社長の松田さんは話が長いし(?)
意を決してハンコをポン。

で、キーを受け取ったその夜は今は亡き(泣)逗子デニへ。
翌週末には早速朝箱、ヤギさんコーナー。
なんというか、王道すぎ。

本題まであと一回ぐらいで許してください。


2010/01/17

2010年 宇宙の旅

2010年にもなるっていうのにfxxksでやりとりってどうなのよ!? 

(前略)電子で送って電子をパピルスに打ち出して書き込んでそれを再び電子で送って新たなパピルスを受け取ってそれを参考に電子に反映させて電子を送って(中略)ようやく製品としての血と汗と涙とほんの少しの睡眠時間の結晶であるパピルスができあがり(後略)電子で密林をまさぐり電子で注文を出して一方どこかの倉庫から電子的かパピルス的か知らないけれど在庫を確保ようやくパピルス発送、もし不在なら小さいパピルスがドアの隙間に挟まれ電子的に再送お願い。
長い旅ですねボーマン船長、まだお望みのパピルスはお手元に無いのですか? スレートで始まった「書き物」がやがてパピルスに置き換わり今再びスレートに戻ろうとしているこの時代に!

前段はまあ、クライアントの環境によるものなのでタダのグチなんだけど、
いずれごっそり中間が省かれ、パピルスが欲しい人はこんなんでいいんだろうね。
が、しかし肝心のソースを握っている方たちは護送船団方式黒船を迎え撃つんでしょうか。
相変わらずです。



2010/01/09

alfa romeo 2000GTV

このblogを始めようと思ったのは、まあ、こいつの備忘録を、ということで。
しかしどこから書き始めたらいいのか。

まずこのクルマについて。
alfa romeo 2000 GT Veloce
tipo105.21 AR2430691
motori AR00512
manufactured on the 15th April 1972
sold on the 18th April 1972 to Itoh Automobiles Ltd, Tokyo
body colour Alfa red (AR 501), with black tex interiors

初年度登録は昭和47年(1972)6月なので、2000GTVのディーラー車としては
かなり早い時期だったのかな。
購入したのは1994年4月、川崎のデルオートで。動機はまた気が向いたときに記すとして、
Giuliaを実際見に行ったのは今は亡きダイワと店名は忘れたが横浜の小さな中古屋。
ダイワには1750/2000が無く、段付きを勧められたが置いてあったクルマは
エンジンかからなかった! 売る気有るのか!? 無いから今存在しないのか。
次に行った横浜の中古屋には格安の2000GTVがあり、こちらは乗させてもらったが
クーラントがダダ漏れエンジンも力無く内外装もぼろぼろ。値段相応。
修理費用と天秤にかけるまでもなく、却下。
そんなこんなで学生時代、朝練で毎日目の前を通って「なんか旧いアルファいっぱい
あるなあ、でも高くて手が出ない…」と二の足を踏んでいたデルオートに
恐る恐る行ってみると、あった! しかもGiuliaのなかで一番安かった、この2000が。

つづく。

昔の写真を引っ張り出すのが面倒なので最近のを。

2010/01/07

Kindle DX

半年ぐらい前に話題になっていた大型判のKindle、
いよいよ全世界に向けて販売開始。

Kindle DX Now with Global Wireless



















16階調グレースケールとかwebブラウザに制約があったりするので
100%シームレスな環境では無いけれど、大きいことはいいことだ!?

コンテンツはいまのところKindle同様US Amazonオンリーかな? 横組み欧文の。
日本はコンテンツに関してとにかく足枷が多くてせっかくハード屋が
造る技術を持っていても生かし切れないというか。
ま、コンテンツ(ソフト)とハード、両方を牽引できる会社(人物)が
産まれにくい環境なのかもね。

クリスマス期間(25-26日)ではKindle向け電子書籍の販売が実書籍を上回ったそうで、
思っていた以上に意外と早くに置き換われるものは置き換わるのだろう。

appleも長いこと噂されているタブレットPCの発表が近いといわれてるし、
MSもスレート(タブレット)PCをHP製で発売するともいわれてる。
見る、見せるテクノロジーは加速度的に進化するが肝心のコンテンツを持つ
版元の動きは…

2010/01/04

12 cilindri

景気付けに12気筒ミュージック。
しかしYouTubeを見ているとキリがないね。
意外なことに旧いお馬(312T)のオンボードが無い。。。
あとコローニとかライフ。牛はよく探さなかったので割愛。

Ligier GITANES - Ligier JS9-Matra MS76/V12 - Jacques Laffite - Monza, ItalyGP 1978




Parmalat Racing - BRABHAM BT46-AlfaRomeo115-12/F12 - Niki Lauda - Zolder, BelgianGP 1978




Scuderia Ferrari - Ferrari641/2-Tipo037/V12 - Alain Prost - Jerez, SpanishGP 1990 



おまけ 
関係ないけど10分5億円の某映像って、どんな訴求力だったんだろう。

2010/01/03

High Dynamic Range photo process(fake)

normal



HDR
























擬似的にHDR photoを生成してくれるTopaz Adjust。
本来なら撮影時に露出ブラケッティングで+、−合わせて3枚の画像を元に
合成するのだけど、まあ安直にこんな感じで。さじ加減が難しい。
flickrにもたくさん作例がある。


初日の出

今年は近場で…
もうちょっと早起きしないと
いい画にはならないね。
あと寒くて堪え性のない俺には長時間は無理w



time-lapse / sunrise on new year's day
location: tamagawa
cam: EOS 5D mkII
lens: Carl Zeiss MC Flektogon 2.8/20
F:2.8to5.6 SS:variable ISO:200 D+ shots:10to15times/min

2010/01/01

have a happy new year 2010