2010/03/21

cuore sportivo vol.1

ようやく本編らしきものに。

載せた中古エンジン、お疲れではあるがまだまだそれなりにパワー感はあるし、
致命的なオイル下がり/上がりの症状が出ていたわけではないので
それほど差し迫ってエンジンO/Hしなくては、と考えていたわけではない。
しかしメカの松平さんと話しているうちに、上も下も色々と音が出ているので、
まあ無問題というわけではないですよ、サーキット? 到底無理っすね、
トドメを刺すつもりですか、とのご託宣。
普段乗っていると音が徐々に大きくなっていっていることになかなか気がつきにくい。
工場に並んでいるジュリアのアイドル音を聞いてみると、同じ車かと驚くぐらい静か。
いままでそれほど意識したことはなかったので、これは衝撃的だった。
ジュリアにありがちな、多少調子悪くても基本的にタフなエンジンなので
ついついトドメを刺すまで乗ってしまう&本来のスペックに到底及ばなくても
なんとなく走れてしまうので、こんなもの、という誤った認識。

ああ新品のエンジンで走ってみたい、できることなら自分の手で組んだエンジンで。

しかし「自分の手で」という点でかなり逡巡。ノウハウどころか多気筒、4ストロークの
エンジンすら組んだことは無い。工具、場所、経験etc、足りないものばかり。
人に丸投げしてしまえば結果についてその責は基本的に自分は負うことは少ないが
自分でやる以上、何からも逃れられない。火を入れた瞬間に水泡に帰すことだって考えられる。
決して安くはない部品、加工代、レイバーコストはまあ、自分の時間工賃だから無視wとして
それらが全てパー。
場所を借りる、にしても、そもそもそれを生業にしているプロの手を頼らずに
場所や工具だけ貸してくれ、困ったときは助けてね、なんて我ながらまあ図々しい話。

さんざん迷ったけれども松田さんとよく話し合い、ちっぽけな情熱と勿論ロハと言うわけには
いかないので、いくばくかの場所代と焼肉(?)でなんとか助けてもらえることに相成りました。
こんなバカチンは初めてだ、と。はは。

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